2/4 生成AI、ラジカル、フェアユース、戦術核と戦略核、オントロジカル、記号接地問題、コーパス、コンピューテーショナル、LLM、哲学的ゾンビ、物理主義、仏教徒数学の関係、構造主義、形而上学、不可知論、ハイゼンベルグの不確定性原理、クオリア、アンビバレント、傾聴、コンサバ
ラジカル、フェアユース、戦術核と戦略核、オントロジカル、記号接地問題、コーパス、コンピューテーショナル、LLM、哲学的ゾンビ、物理主義、仏教徒数学の関係、構造主義、形而上学、不可知論、ハイゼンベルグの不確定性原理、クオリア、アンビバレント、傾聴、コンサバ
- 生成AI
生成AI 人工知能を使って新しいデータを生成する技術1、AIは”分析”を行うのに対し、生成AIは”生成”を行う- ラジカル
「急進的」「過激」「極端」「根本的」「抜本的」例えば、「ラジカルな改革」は「根本的な改革」を意味する
- フェアユース
フェアユース アメリカの著作権法に登場する言葉、(教育、研究、報道、批評など)一定の条件を満たしていれば、著作権者から許諾を得ずに著作物を利用しても著作権侵害にならないとする法原理- 戦術核と戦略核
戦”略”核兵器は戦争の全体戦略に関わり、大規模な破壊力を持つ、主に敵国の都市や産業地域を標的とし、広範囲に被害を与える戦”術”核兵器は特定の戦術的な目的に使用され、限定的な範囲内での戦闘に対応し、主に敵の軍隊や戦略的な拠点を攻撃するために使用される
- オントロジカルとロジカル
「オントロジカル」は存在そのものやその性質についての議論や理論を指す人間とは何か、りんごとは何か
対義語は「エモーショナル (感情的な)」や「インテュイティブ (直感的な)」、「イロジカル (非論理的な)」など1
- 記号接地問題
「記号接地問題」は、人工知能(AI)の知識表現において、そこで使われる記号を実世界の実体がもつ意味に結び付けられるかという問題を指す1234。具体的には、AIが一見、ことばの意味が分かり、人間が言語で言わんとすることを理解しているように見えても、実は一つ一つのことば(記号)の意味を理解しているわけではない1。AIは意味を理解しない記号を別の、やはり意味を理解しない記号で置き換えているだけで、どこまで行っても、結局、人間が言語で伝えようとする本当の「意味と意図」は理解できない1。
つまり、AIのなかでは、単語一つ一つが、経験や感覚に対応づけられていない――身体感覚に「接地していない」――状態にある1。本当は単語一つ一つの「意味」を理解していないにもかかわらず、あたかも理解しているようにふるまっている、ということ
哲学:中国人の部屋
- コーパス
「コーパス」は、自然言語の文章や表現を大量に収集し、コンピュータで検索可能に整理されたデータベースのことを指す、画像や音声などのさまざまなデータの集成体もコーパスと呼ばれ、具体的には、新聞や雑誌、本で使われる文章や、文字化した話し言葉、インターネット上のテキストなどの自然言語を大量に集め、構造化している- コンピューテーショナル
「コンピューテーショナル」は、コンピュータを利用しているさま、またはコンピュータを使って処理・計算・分析をすることを指す形容詞- LLM
「LLM」は「Large Language Models」の略で、大規模言語モデルを指す123。主たる構成要素は計算量・データ量・モデルパラメータ数
大規模言語モデルは人間に近い流暢な会話ができ、会話データを学習して会話レベルを高められるのが特徴
- 哲学的ゾンビ
「哲学的ゾンビ」は心の哲学で使われる概念で、物理的、化学的、電気的反応としては普通の人間と全く同じであるが、我々の意識にのぼってくる感覚意識やそれにともなう経験(クオリア)を全く持っていない人間と定義される1。この概念は、オーストラリアの哲学者デイヴィッド・チャーマーズによって提唱され、物理主義的な考え方に反対するための思考実験として用いられる
- 物理主義
「物理主義」は、あらゆるものは物理的であるとする哲学上の立場を指す1。これは、椅子や机や石ころのように一般に物理的対象と考えられているものだけでなく、価値、意味、知識、心など一般にあまり物理的とは考えられていないようなものまで含め、あらゆる物事について、それは物理的であると考える立場1。
- 仏教と数学の関係
数学と仏教の思考法: 数学は厳密な論理展開を用いて事象を理解し、仏教は因縁の関係性を観察することで事象を理解します1。これらは異なるアプローチを用いているものの、両者ともに事象の本質を理解しようとする点で共通しています1。哲学と科学の交差点: 仏教の教えは、物事の本質を探求する哲学的な側面を持ちつつ、その観察と理解は科学的な方法にも通じる部分があります。例えば、ハイゼンベルクの不確定性原理は、世界は本質的に不確定であるとする数学的な概念であり、これは仏教の不可知論(絶対的な知識や判断を持つことはできない)という概念と一致します2
- 構造主義
構造主義は、社会や文化の現象が、見えない「構造」によって形成されているという考え方です。この「構造」は、物事がどのように関連し合っているか、どのように機能しているかを示すもので、個々の要素自体よりも、それらが全体としてどのように組み合わさっているかを重視します。例えば、言語学における構造主義は、単語や文法のルールだけでなく、それらがどのように組み合わさって意味を生み出すかを考えます。つまり、単語一つ一つの意味だけでなく、それらが全体としてどのように機能するかを重視します。
また、社会学における構造主義は、個々の人々の行動や意識だけでなく、それらが社会全体としてどのように機能するかを考えます。つまり、個々の人々の行動や意識が、社会全体の「構造」によって形成されていると考えます。
このように、構造主義は、個々の要素自体よりも、それらが全体としてどのように組み合わさっているかを重視する考え方です。
- 形而上学
「形而上学」は、存在者を存在者たらしめている超越的な原理、さらには神・世界・霊魂などを研究対象とする学問を指します1。この学問は、アリストテレスの著作の一つがこの名で呼ばれたことに始まります12。形而上学は、事物の本質や存在の根本原理を思惟や直観によって探究する学問であり、主要な対象は魂・世界・神などです132。形而上学は、現象的世界を超越した本体的なものや絶対的な存在者を、思弁的思惟や知的直観によって考究しようとする学問です
一般的な形而上学的な問題に対して確定的な答えを与えない立場を指します12。例えば、釈迦は来世の存在などの形而上学的な問題に対して確定的な答えを与えなかったとされています1。これは、人間の認識は有限であり、経験を超えた事象については認識することができないという考え方に基づいています12。
また、仏教の教えには、「色(物質的な存在要素)は心が自ら生み出した表象にすぎず、実在する外界の対象とは認められない」という考え方も含まれています3。これは、我々が認識できるのは現象の世界だけであり、それを超えた事象については認識することができないという不可知論的な視点を示しています123。
- ハイゼンベルグの不確定性原理
ハイゼンベルクの不確定性原理は、量子力学の基本的な原理の一つで、粒子の位置と運動量を同時に正確に測定することはできないという法則を指します123。具体的には、ある粒子の位置と運動量の不確定性(つまり、測定値のばらつき)をそれぞれΔx、Δpとすると、以下の関係が成り立ちます123:ℏは換算プランク定数
- 西洋的な不可知論と仏教における不可知論の違い
西洋的な不可知論: 西洋的な不可知論は、神や超自然的な事象についての知識が不可能であると主張します12。この立場は、トマス・ヘンリー・ハクスリーによって初めて明確に表現されました1。彼は自身の立場を「不可知論」と名付け、神の存在については確定的な答えを与えることはできず、科学的な証拠に基づく知識だけが信頼できると主張しました1。仏教における不可知論: 一方、仏教における不可知論は、経験を超えた事象についての知識が不可能であると主張します13。釈迦は来世の存在などの形而上学的な問題に対して確定的な答えを与えなかったとされています3。これは、人間の認識は有限であり、経験を超えた事象については認識することができないという考え方に基づいています13。
これらの違いは、西洋的な不可知論が神や超自然的な事象に焦点を当てているのに対し、仏教の不可知論は経験を超えた事象全般に焦点を当てている点にあります。また、西洋的な不可知論は科学的な証拠に重きを置くのに対し、仏教の不可知論は経験と観察に重きを置いています
- クオリア
「クオリア」は、自分が物を認識する感覚を指す言葉です123。この言葉はラテン語の “qualia” から派生しており、私たちが意識的に主観的に感じたり経験したりする「質」を指します123。具体的な感覚や経験は個々の人によって異なり、他の人に正確に伝えることはできません123。クオリアには狭義と広義の2つの使い方があります123。狭義のクオリアは一瞬の意識経験の特定の感覚的な側面を指し、広義のクオリアは一瞬の意識経験全体を指します123。
例えば、手を切った時の痛みの感じ、リンゴを見て赤いと思った感じ、ケーキを食べた時の甘さの感じなど、何かしらの経験に対して感じる「感じ」を指します
- アンビバレント
「アンビバレント」は、同一の対象に対して相反する感情や考えを同時に抱く状態を指す言葉です123。例えば、愛情と憎しみ、喜びと悲しみ、希望と絶望など、二つの感情が同時に存在する状態を示します23。この言葉は、人間の複雑な感情の一面を表現するために用いられます23。また、「アンビバレント」は個人の心境だけでなく集団の状態を表す言葉としても用いられることがあります3。たとえば、一つの集団の中に見解を異にする人が含まれているような場合「アンビバレント」と形容できます3。- 傾聴
カウンセリングにおける「傾聴」は、クライエントの言語的および非言語的な表現やその存在全体に積極的に関心を寄せ、クライエントが自由にそして主体的に語ることができるように促進し、その語りの内容やそこで表現されている感情について、できる限り正確に理解し応答することを指します1。以下に、傾聴の基本的な態度と技法について詳しく説明します21:
傾聴の基本的な態度:カール・ロジャーズが提唱した「3つの態度条件」があります23。それらは以下の通りです:傾聴の技法:以下のような技法があります21:
- コンサバ
「コンサバ」は、「コンサバティブ(conservative)」の略で、「保守的な、控えめな」という意味があります12。この言葉は、ファッション、ビジネスシーン、政治界、医療現場など、さまざまなシーンで使われます12。ファッション: コンサバは、派手さを抑えた落ち着いた色使いや、シンプルで上品なデザインのアイテムを中心に構成されるファッションスタイルを指します12。主にビジネスシーンやフォーマルな場で好まれる傾向があります12。
ビジネス: ビジネスシーンでは、「保守的」という意味のほかに、「無難」「手堅い」「控えめ」「面白味がない」などの意味も持ちます12。しかし、皮肉を含んだネガティブな意味に解釈されることが多いので、使用する際には注意が必要です12。
政治: 政治的に使われるコンサバは「保守派」を意味し、従来の社会制度や伝統・習慣などを尊重し、革新派などに反対する思想を指します12。
医療: 医療的なコンサバは「手術をせずに内服薬や湿布など、保守的な治療法」という意味合いです12。
具体的な会話/質問と抽象的な会話/質問
具体的な会話(個人的には”一般的な質問”と思っているもの)は例えば
「私は犬が好きです、あなたは犬を好きですか?」という前提やエピソードなど質問をより詳細に答えるために発し、それに対して聞きたいことを聞く形式
これが「柴犬の右足についてどう思いますか」と狭く聞くことも出来るし、「犬についてどう思いますか?」と広げることも出来る
一方抽象的な会話は、「私は犬が好きです」という概念や経験の塊を丸投げし、それに対して相手が何を引き出すかなのかなと
上記の具体的な質問の方が当然具体的で”何を聞きたいか”がわかりやすく、道筋もある為いわゆる”優しい”会話に見える
ただ一方で後者の会話の方が個人的には”広がり”を持っている様な気がする、どちらの会話も一長一短
学習の意味
アクセスできる情報量が増える、言語学習も同じ
ただ(アンビバレント=相反する感情を抱くこと、の様な理解など)1対1の意味の関係性の理解ではなく、知識自体が円や球体のように広がりを持つ状態が脳に入っていて、他人との会話や他の情報と触れた時にその円同士が重なった部分がより概念として噛み砕けるようになる気がする
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