SS 私立XIV学園ドリ組 第4話「未来を変えてみせる」

 ※当SSはFF14内で"ドリフ部"として活動するキャラとプレイヤーと妄想を混ぜて億で割った妄想SSです

どんな人達か知りたい方はこちらをどうぞ(Youtubeの動画に飛びます)




\ガラガラっ/


マゲ「あれっ、まだチャイム鳴ってなくない?」


モリア「zzZ...」


セト先生「まだ休み時間ですがーーー


皆さんの中にーー


悪いことをした人がいます!!


スピナッチ「俺だわ」


ニコラ「自己評価の低さ」


セト先生「職員室まで来て下さい!!!モリアさん!!!起きて!!!」


モリア「zzZ...」




先生の呼び出し

モリアの場合


セト先生「もりちゃん、なんで呼ばれたか分かる?」


モリア「えっ、わかんない、生米貸してくれる?」


セト先生「生米って貸すもんじゃなくない?むしろ返されても困るんだけど」


モリア「こう、すくすくと育った銀シャリになるわけですよ」


セト先生「炊けただけでは?」


モリア「でも何も悪いことしてなくない?」


セト先生「いやいや、まずね、学校に炊飯器持ってきちゃダメですよ」


モリア「なんで?ホカホカのご飯食べたくない?」


セト先生「食べたいけど、ここ学校だからね、勉強してるときにご飯の炊ける匂いしたら困るでしょ」


モリア「そしたら食べればいいじゃん」


セト先生「自由過ぎる所あるよね、もりちゃんは昔っから」


モリア「でもセトはさぁ」


セト先生「学校では先生をつけなさい」


モリア「先生は知らないけどさぁ、早弁とかしてる人いるよ?」


セト先生「なぬ?」


モリア「さっきの国語の時モモさんが早弁してた」


セト先生「なるほど、わかった、帰ってヨシ!」


モリア「職員室に生米ない?」


セト先生「ない!解散!」



先生の呼び出し

モモの場合



モモ「余裕よぉ!」


セト先生「呼び出されて余裕とはなかなか」


モモ「それでなんでしょうか隊長」


セト先生「うぬ、いやね、そんな事無いと思うんだけど、モモさん国語の時間に早弁してたって話があって」


モモ「してぬよ」


セト先生「してる人の反応じゃん」


モモ「ちょっとだから、重箱一段だからオッケー」


セト先生「オッケーかどうかはこっちが決めます、えっ、重箱?」


モモ「重箱よぉ!!」


セト先生「その勢いだけで言うのやめて、えっ、重箱ってあの重箱?」


モモ「重箱よぉ!!!!」


セト先生「うん、うん、あのー百歩譲って早弁は良いとしてね、重


モモ「早弁良いんですね!やったー!ハルさんにも教えてあげよう」


セト先生「重箱はさすがに、えっ、ハルさん?」


モモ「うん、ハルさんも早弁してたから」


セト先生「早くない?最近の子お腹すくの早いの?」


モモ「それじゃあ二段目も食べたいのでもういいですかね!はいっ!ありがとうございます!」


セト先生「んまぁ良くないけどもう良いかな!!!!解散!」



先生の呼び出し

ハルの場合



セト先生「という訳でね、ハルさんも早弁してたという報告があってね、ハルさん優等生だし、怖、いや強そうだから、先生もこんな事言いたくないんだけど


ハル「先生、スピナッチ君が授業中に別の事してました」


セト先生「よーし呼んでこい!!!」



先生の呼び出し

スピナッチの場合


スピナッチ「すいませんでした」


セト先生「まだ何も言ってなくない?」


スピナッチ「いや権力とか力のある人には尻尾振っとこうかなって」


セト先生「それ思ってても言ったらダメじゃない?」


スピナッチ「すいませんでした、もうしません、何の事か分かりませんけどもうしません」


セト先生「誠実で不誠実」


スピナッチ「でもほら、迷惑かける様な事してませんよ」


セト先生「まぁ人に迷惑かけてないからしていいって訳でもないけど」


スピナッチ「ザックさんなんて学校におもちゃ持ってきてますよ」


セト先生「おっ、そりゃダメだね」


スピナッチ「はい、学び舎である学校におもちゃを持ってくるなんて良くないと思います!!!」


セト先生「なるほど、ちなみにスピナッチ君は授業中に何してたの?」


スピナッチ「ウマ娘ですね」


セト先生「よくザックさんの事責めれたね?」


スピナッチ「ザックさんはおもちゃ持ってきてます!!学校で遊ぶ気です!!学校で遊ぶなんて最低の行為ですよ!!!!そう思いませんか!!!!」


セト先生「えっ、なんかこのロスガル怖いんだけど、もう行っていいよ、行ってください!!!解散!!」



先生の呼び出し

ザックの場合



セト先生「なぜ呼び出されたかわかりますか?」


ザック「違います!これはサブリガですけど僕にとっては正装です!」


セト先生「そういやこいつずっとパンイチだったな」


ザック「先生もいかがですか!サブリガ!ありますよ!!」


セト先生「なんだろう、このクラスやばい人しか居ないのかな」


ザック「とりあえずモグレターで送っておきますね!」


セト先生「要らない要らない、違うの、ザック君、きみ学校におもちゃ持ってきてるでしょ」


ザック「...はい」


セト先生「ダメだよ学校におもちゃ持ってきちゃ」


ザック「すいません...これ限定品で、朝学校に来る前に買ったんです、本当は悪い事だって分かってたんですけど、すいません、本当に反省してます、すいませんでした」


セト先生「なるほどね、まぁ先生も、反省してる人を責めるつもりはないですよ、君、根は真面目そうだし」


ザック「ありがとうございます!!」


セト先生「うん、じゃあ戻っていいよ」


ザック「あっ!そういえばモリちゃんも学校に炊飯器持ってきてました!」


セト先生「うん、知ってるし、もりちゃんのくだりはもうやった」


ザック「あれ実はタツさんのらしいっす!」


セト先生「なに?なるほど、よし解散!」



先生の呼び出し

タツリュウの場合



タツリュウ「はーい」


セト先生「なんで呼ばれたかわかりますか?」


タツリュウ「どっか行くならついていくよ~」


セト先生「コンテンツとかじゃなくて」


タツリュウ「地図とか行く?」


セト先生「あの、もりちゃんのね、炊飯器が実はタツさんのらしいって話があって」


タツリュウ「あー、そう、今朝炊飯器を持ってこうと思ったら」


セト先生「まずなんで持っていこうと思った?」


タツリュウ「炊飯器忘れたーって人と会って」


セト先生「そんな人居る?いや居るわあいつか」


タツリュウ「それで渡しました」


セト先生「なるほど、なるほどじゃないけどそういう事だったのね」


タツリュウ「渡したのは炊飯器だけかな~、あとはマゲさんにおすすめの本渡されたのはあったけど」


セト先生「おすすめの本?」


タツリュウ「そう、なんだっけな、タイトルはちょっと思い出せないんだけど、18禁の本で」


セト先生「はい解散」




先生の呼び出し

マゲの場合



マゲ「はいはいこちらマゲです」


セト先生「マゲさん、その、学校にその、未成年にはよくない本持ってきてる?」


マゲ「良くない本?あぁ、エロ本ですか?」


セト先生「思春期だと思って言葉濁してあげたのに」


マゲ「いやでも先生、あれエロもあるってだけですごく切ない純愛ものなんですよ」


セト先生「なるほど、続けて」


マゲ「推しの作者さんなんですけど、そっちの界隈じゃ結構有名な人で」


セト先生「そっちの界隈って、もしかしてそういう?」


マゲ「そうですね、えっ、先生もしかして推しの作家さんとか居ます?」


セト先生「先生の推しはね...




先生の呼び出し

ニコラの場合



ニコラ「はい、なんでしょう先生」


セト先生「あっ、ニコラちゃん良く来てくれたね」


ニコラ「私なんにも悪いことしてないですよ」


セト先生「そうなんだけどね、先生、マゲさんと話してたら夢中になっちゃって」


ニコラ「はい」


セト先生「全然仕事終わってなくてさ」


ニコラ「え?」


セト先生「ニコラちゃんに手伝ってもらおうと思って」


ニコラ「そんな事ある?」


セト先生「まず次の授業で使う資料全く用意してなくて」


ニコラ「そんな事ある?」


セト先生「先生はマゲさんにオススメされた本読まないといけないから」


ニコラ「そんな事ある?」


セト先生「お願いしていいかな?」


ニコラ「えっ、




そんな事ある?」




ー完ー


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