ボスとギミック、マニュアルと仕組み
先日友人と話した際に
「学習方法として、手順で覚えてる人と、個々の仕組みで覚えてる人がいる」
という話になったので、その話について考察&深堀り
まずはまるっと手順で覚える覚え方
これは現実世界だと"マニュアルをまるまる覚える"やり方
暗記に近い
例えばモンスターハンターなら
- 見つけたら罠と樽を置く
- ハンマーで約x回殴るとスタンする
- 毒になったら毒消しを飲む
- HPが5割を切ったら即死するので回復薬を飲む
- ドクロマークが出たら罠を置き、捕獲する
みたいな感じ
FF14などのMMOだとタイムラインで覚えるタイプ
- 全体攻撃
- 散開 or 頭割り
- タンク強攻撃
- H誘導
- 散開図通りに散開
みたいな感じ
自分はあまりこの手の覚え方をしないので浅い考察になってしまうけど
利点としては
- 暗記が得意なら覚えやすい
- 周回し易い
といった点かと
特に日本の教育課程に於いては暗記→そのまま転記するというテスト形式が多いので
そういう点でも慣れてる人は多いのかなーと
そしてもう一つの覚え方が、
個々の仕組みや因果関係を覚える覚え方
例えばモンスターハンターなら
- このモーションの後は突進してくる
- このモーションの後は空に飛ぶ
- ドクロマークが出れば捕獲可能なHP
- モーションAとモーションBの攻撃を喰らうとHPが5割減る
- 毒を喰らうとHPが徐々に減る
といった感じで、個々の因果関係やルールを覚える感じ
FF14などのMMOでは
- ダイナモはドーナツ型範囲攻撃
- 「○○」の詠唱は範囲攻撃
- 「××」の詠唱はヒーラーに扇状範囲が付く
- 頭にダイスがつくと数字の小さい人から扇状範囲が来る
という感じ
それぞれAが来るとBが来る、Cはこういう事、の様に因果関係で覚える感じ
こうだから、こう対策するという所まで覚える方法もあるかな
利点としては
- 新しいコンテンツで1から覚え直さなくても応用できる部分がある
- 自分なりに攻略する場合に役立つ
- 自分向けにカスタマイズし易い
といった点かな
自分もこのタイプの覚え方をする事が多い印象
もちろんこの2種類が絶対&人に依存するって訳じゃなくて
このゲームはボスが短いから丸ごと覚える
まずまるっと覚えてから、個々のギミック(仕組み)を理解する
普段はまるっと覚えるけど、今回はがっつり仕組みを覚える
という使い分けもあると思う
で
自分は仕組みを理解する派なんだけど、そうしてると新しいゲームを始めた時に
過去のゲームの類似点から、攻略法を流用/応用できる点が便利だなと思う
例えば今ハマってるビビットナイトというゲームは
「キャラを3体集めると合体して強くなる」「個々の持つシンボル(シナジー)を集めると強くなる」というシステムがある
これはオートチェスと呼ばれるゲーム(TFT、Underloadsなど)のシステムと同じなので
- 9体(3体x3)集められなさそうなら枠を圧迫するので集めない
- このキャラは1体で活躍できそうだから集めない
- このシンボルはどの構成にも合いそうだから確保しておく
みたいな知識の流用が出来る
モンスターハンターやダークソウルなどのアクションRPGなら、無闇に避けずに避けの無敵時間を利用する、敵のモーション後は殴る、とか
MMOなら、低レベルのアイテムはインベントリ圧迫になる、移動効率考えた方が楽、とかね
個人的にはこの知識の流用に関してはゲームだけじゃ無いと思う
例えば"繋がりの濃い"カテゴリでの流用はその利点が想像し易くて
- ピアノやってて、ギターをやる(楽譜が読める、音感やリズム感がある)
- 陸上やってて、サッカーをやる(体力がある、走れる)
- 数学をやってて、プログラミングをやる(論理的思考力がある、数式を理解し易い)
という感じ
ただ、離れたカテゴリにも有用だと個人的には思っていて
いわゆるイノベーションなんかはこの手の仕組みの理解が活きてくるんじゃないかなぁと思ったり
これはただの偏見だけど、自分はゲーマーなのでゲームの知識をリアルや仕事に流用する機会があるなぁ、と、まぁそれは別記事にでもまとめます
(多分それは人によってゲームじゃなくて登山とか、料理とか、色々だと思う)
そんな訳で、覚え方(理解し方)には
- まるっと手順を覚える
- 個々の仕組みや因果関係を覚える
やり方があって
それぞれ利点があるけど、後者は他分野への応用や流用が効きやすいんじゃないかなー
と思った次第ですね
偏見100
そんな感じ
ではまた
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